外壁塗装を検討する際、エアコンカバーの塗装も一緒に行うべきか、悩む方も多いのではないでしょうか。外壁塗装は住宅の美観を保つだけでなく、建物の耐久性を向上させる重要なメンテナンスですが、エアコンカバーの塗装はその一環として行うべきかどうか、判断が難しいポイントです。
本記事では、外壁塗装時にエアコンカバーを塗装するメリット・デメリットを解説し、さらに住宅コープでの対応例を交えながら、塗装するかどうかの判断基準をお伝えします。
- 目次
- 外壁塗装時にエアコンカバーを塗装するメリット・デメリット
- エアコンカバーを塗装するメリット
- 1. 外壁の色とエアコンカバーの色を合わせることができる
- 2. エアコンカバーの経年劣化を遅らせることができる
- エアコンカバーを塗装するデメリット
- 1. エアコンカバーの取り換え時に外壁の塗装が剥がれる可能性がある
- 2. エアコンカバーの元の色と違う色を塗った場合、元の色が見えてしまう場合がある
- 外壁塗装時にエアコンカバーの塗装をするかどうか〜住宅コープの場合〜
- ①既にエアコンカバーが塗装してある場合
- ②まだエアコンカバーが塗装されていない&新しいエアコンカバーの場合
- ③まだエアコンカバーが塗装されていない&古いエアコンカバーの場合
- 古いエアコンカバーを塗装する際の注意点
- 神奈川県で外壁塗装するならかながわ住宅コープ
- この記事のまとめ
外壁塗装時にエアコンカバーを塗装するメリット・デメリット
外壁塗装を行う際、併せてエアコンカバーを塗装するかどうかの判断材料として、まずはエアコンカバーを塗装することのメリットとデメリットについて詳しく見ていきます。
エアコンカバーを塗装するメリット
エアコンカバーを塗装することで得られる主なメリットは以下の通りです。
1. 外壁の色とエアコンカバーの色を合わせることができる
外壁塗装を行う際にエアコンカバーも塗装することで、外壁とカバーの色を統一することができます。これにより、住宅全体の見た目が整い、より美しい外観を実現できます。
特に、外壁の色が大きく変わる場合には、エアコンカバーの色が目立ってしまうことがあるため、塗装することで違和感を解消できます。
2. エアコンカバーの経年劣化を遅らせることができる
エアコンカバーは屋外に設置されているため、紫外線や雨風による劣化が考えられます。塗装を施すことで、カバー表面に保護膜ができ、ある程度劣化を遅らせる効果が期待できます。
エアコンカバーを塗装するデメリット
一方で、エアコンカバーを塗装することには以下のようなデメリットも存在します。
1. エアコンカバーの取り換え時に外壁の塗装が剥がれる可能性がある
エアコンカバーを塗装すると、カバーと外壁の塗膜が密着する場合があります。そのため、後日カバーを交換する際に、外壁の塗装が剥がれてしまうリスクがあります。このようなトラブルを避けるためには、慎重な施工が必要です。
2. エアコンカバーの元の色と違う色を塗った場合、元の色が見えてしまう場合がある
エアコンカバーの元の色が濃い場合や、塗装が薄くなってしまった場合には、カバーの取り合い部分(外壁との接触部分)で元の色が見えてしまうことがあります。これにより、仕上がりが不自然になる可能性があるため、色選びや塗装の技術が重要です。
外壁塗装時にエアコンカバーの塗装をするかどうか〜住宅コープの場合〜
メリットとデメリットについて紹介してきましたが、結論、外壁塗装のタイミングでエアコンカバーおよびその裏の外壁も塗装するかどうかは、こうすべきという正解があるわけではありません。業者によっても対応が変わってきます。
参考までに住宅コープでは、お客様と相談ベースで、状況に応じて主に以下のような対応をとっております。
①既にエアコンカバーが塗装してある場合
既にエアコンカバーが塗装されている場合、基本的にカバーを外さずにカバーごと塗装を行います。これは以下の理由によるものです。
理由:
カバーが前回の塗装で壁に部分的に密着している可能性があり、カバーを取り外すと壁材を傷めるリスクがあるためです。このような場合には、カバーを外さずにカバーごと塗装することで、壁材への影響を最小限に抑えることができます。
②まだエアコンカバーが塗装されていない&新しいエアコンカバーの場合
新しいエアコンカバーの場合は、以下の理由から基本的に塗装を行いません。
理由:
新しいエアコンカバーは見た目がきれいで、大きく劣化する心配も少ないことから、わざわざ塗装をする必要性が低いといえます。メリットで記載のように経年劣化を多少、遅らせる目的で塗るケースは稀です。
③まだエアコンカバーが塗装されていない&古いエアコンカバーの場合
古いエアコンカバーの場合は、お客様の意向を組んで塗装を行うことがあります。ただし、以下の懸念点を伝えた上で判断していただくことが重要です。
古いエアコンカバーを塗装する際の注意点
- 1. 塗装後にエアコンカバーを外す際、カバーに塗った塗膜やカバーに接している外壁の塗膜が剥がれる可能性がある
- 2. 外壁に合わせて異なる色を塗った場合、カバーの取り合い部分(外壁との接触部分)で元の色が見えてしまう可能性がある
- 3. エアコンカバーの脱着と塗装をご希望の場合は、別途見積提案が必要になる場合がある
塗装を行う場合は、見積もり段階で上記の懸念点をしっかりと説明したうえで、ケレン(サビや汚れなどを落とす下地処理)もしっかりと対応いたします。
神奈川県で外壁塗装するならかながわ住宅コープ
神奈川県で外壁塗装をお考えなら、かながわ住宅コープにご相談ください。弊社は神奈川県知事の認可を得て設立された、神奈川県では唯一の住宅専門の協同組合です。エアコンカバーの塗装をする場合は、ケレン(サビや汚れなどを落とす下地処理)をしっかりとして対応いたします。
プロデューサー組合員認定証の発行を受けた優良企業が施工を行い、事務局組合員が責任をもって見積もりから工事、アフターフォローまでチェックを行います。
この記事のまとめ
外壁塗装時にエアコンカバーをどうするかは、最適な対応が決まっているわけではなく、状況を踏まえて業者と相談の上、決めていく必要があります。
かながわ住宅コープでは、お客様の意向を尊重した柔軟な対応を行っていますので、お悩みの方はお気軽にご相談ください。